扁桃肥大・アデノイド増殖症
扁桃やアデノイドが生まれつき大きく、邪魔になっている状態です。
早いと1歳頃から息苦しいため、大きないびきをかく、寝返りが多い、反り返った姿勢で寝るなどの症状が出てくることがあります。
3歳~10歳頃の症状が強く、成長と共に息の通り道は広がりますが扁桃・アデノイドは大きくならないので症状が軽くなることがあります。
感染を繰り返したり、悪性リンパ腫など特殊な病気で片側性に大きくなることもあります。
(*アデノイドのみの手術であれば痛みは軽度です。)
入院期間は5日~7日程度。通常の食事が摂れるようになるには通常、術後2週間程かかります。
術後疼痛、出血、全身麻酔によるトラブル、味覚異常などのリスクはありますが、後遺症となるような後々困るようなものは特にありません。
この手術は4歳前後で行われる事が多いです。 3歳になる前など、早期に手術を行うと再度増殖して、再手術をする事があります。
また妊娠中には抗生剤などの薬が使いづらいため、扁桃炎を繰り返す結婚前の女性は積極的に手術治療を検討します。
3歳~10歳頃の症状が強く、成長と共に息の通り道は広がりますが扁桃・アデノイドは大きくならないので症状が軽くなることがあります。
扁桃肥大は
いびきをかく、食事が遅い、くぐもった声が特徴です。 うまく唾液を呑み込めずによだれが多いこともあります。アデノイド増殖は
鼻呼吸がしづらくなるので常に口を開けて締まりのない表情になり、いびきもかきます。扁桃肥大・アデノイド増殖症の原因
遺伝的に生まれつき大きいことが殆どです。感染を繰り返したり、悪性リンパ腫など特殊な病気で片側性に大きくなることもあります。
扁桃肥大・アデノイド増殖症の治療
全身麻酔で扁桃摘出、アデノイド切除手術をします。 術後の痛みが比較的強い手術です。大人より子供の方が痛みや治癒が早いです。(*アデノイドのみの手術であれば痛みは軽度です。)
入院期間は5日~7日程度。通常の食事が摂れるようになるには通常、術後2週間程かかります。
術後疼痛、出血、全身麻酔によるトラブル、味覚異常などのリスクはありますが、後遺症となるような後々困るようなものは特にありません。
この手術は4歳前後で行われる事が多いです。 3歳になる前など、早期に手術を行うと再度増殖して、再手術をする事があります。
習慣性扁桃炎・慢性扁桃炎について
この手術は扁桃炎を繰り返す方にも、再発予防・症状軽減目的で行われます。 年に3,4回投薬をしないと治らない扁桃炎を繰り返す方が手術対象となります。 化膿性扁桃炎や扁桃周囲膿瘍など激しい感染の後、深部に感染病巣が残り、口臭や慢性的な体調不良が続く方も手術の対象となります。また妊娠中には抗生剤などの薬が使いづらいため、扁桃炎を繰り返す結婚前の女性は積極的に手術治療を検討します。